現代病であるうつ病【早期に治療すれば症状は和らぎます】

ウーマン

大切な存在を失っての病気

悩む男性

喪失したショックでの病気

大切な人やものを失うことでショックを受けうつ病を発症してしまう人は少なくありません。愛する存在を病気か事故で亡くしたりすることで絶望的な気持ちに陥ってしまったり、大切に育てていた犬や猫などのペットが死んでペットロスを起こしてしまったりするなど、そのような病気を喪失うつ病といいます。ショックから眠れなくなってしまったり、体が重たく感じたりして動くことが辛くなったり、いつもソワソワして集中力が散漫になるなどの症状が現れてくるようになります。また、不眠もうつ病の症状のひとつです。特に不眠は喪失うつ病になってしまった人の中では多くの人に症状があらわれ、睡眠障害になってしまうこともあります。そして、喪失うつ病には、ほかのうつ病にはあまり見られない嫉妬心などが出てくる特徴があります。ほかの人が犬や猫などペットと一緒に散歩しているのを見かけたりすることでうらやむようになることがあるのです。自分自身は大切なものを失ってしまったのに、どうして私だけがそのような辛い思いをしなければいけないのかと喪失感と一緒にうらやましさが現れてくることがあるのです。そして大切なものを失った現実を受け入れられずに現実逃避をするのも喪失うつ病の特徴ともいえます。

ひどくなれば病院で

喪失うつ病はペットロスの場合は新たな犬や猫などペットが家族の一員となることで症状が収まることもありますが、すべての人に効果があるわけではありません。新しいペットが増えることで逆に失ったペットのことを思い出して新しいペットを嫌うことがあるため、その方法を行なうには注意が必要です。症状が軽い場合はリフレッシュできる方法を生活の中に取り入れながら生活習慣を改善させていくことで徐々に治っていくことが多いのですが、重症化してしまった場合は心療内科や精神科に診てもらって医師に治療してもらうことが良いこともあります。心療内科や精神科で診てもらったときの治療法は薬物療法またはカウンセリングを行うことが多いです。どのようにして治療法を選ぶのか、それは症状によって医師やカウンセラーが判断する場合がよくあります。ほかにも臨床心理士に見てもらってカウンセリングを受ける方法もあります。最近ではうつ病を改善させる方法として認知行動療法という治療法も行なうところもあり、喪失うつ病にも効果がある可能性があります。再発率が少ないため欧米から世界各国に徐々にその療法が広がってきています。日本ではまだまだ導入しているところは少ないですが、効果のある治療法として取り入れるところが増えてきています。